医師の負担の大差

とある大学病院で外科医をなさってる、
アラフォー先生のメルマガを拝読してると
ただただ頭が下がります。

日常の仕事で既に限界なのに、
論文書きや学会行きをプッシュされ、
研修医の指導もしなきゃいけない。
友達と会う約束をすることすら難しく、
休日休むことにも気を使わなきゃいけない
職場なんて、想像し難いです。

スイスのフランス語圏で
小児科医をしている友達(34・5歳)は、
昨日から2週間の休暇に出ています。
2年前に産んだ女の子を連れて。

その子のお兄さんで、
フランスで脳外科医をしている人と、
6・7年前に話した時、
「日本の臨床医は、患者さんを診ながら、
どうしてあんなに論文が書けるのかわからない。
研究医ならまだしも」と驚いていました。
ということは、日本ほど、書け書け!と
言われないってことですよね。

どの国にも一長一短があると思うので、
単純に比較はできませんが、
日本のある特定の医師達が、
かなり厳しい労働環境に置かれている
ことは事実だと思います。

医師に限らず、2週間の休暇なんて、
日本ではなかなか大変ですが、
人命に関わっている人達は特に、
しっかり休めるシステムが必要です。

ちなみに、フランスは有給が6週間で、
3週間 × 2 回で取る人が多いと、
以前、大手メーカーに勤める人が言ってました。