医療メディエーター役の医師

何年位前だったか、
医療メディエーターという職種の方が、
TVで紹介されてた時期がありました。
医師と患者さんの仲を取り持つ、
通訳のようなお仕事です。

本当の通訳との違いは、
三者が同じ時間を共有するのでなく、
医師とメディエーター、
患者さんとメディエーター、
の二者で話し合い、
互いの考えや思いを伝える点です。

それで何かが良くなるなら、
とても意味があることだと思いますが、
当事者同士が、何でも率直に
直接意見交換できるのが一番ですよね。

先日の新型ウツに関する番組(NHK)で、
似た状況が垣間見れて興味深かったです。
産業医の先生が、自分たちを間に入れて、
社員と会社がもっと色々話し合ってほしい、
とおっしゃってました。

医師が薬を使うより、
当事者同士の話し合いで解決される問題が
少なくないようです。

「以心伝心」という言葉は大好きですが、
言わなくても察してくれるはず、
が常に通用しないことを、日本人同士でも
改めて認識する必要ありですね。